部門のご紹介
リハビリテーション科

概要
各科からのリハビリテーションの依頼を受け、主治医の指示の下、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を実施しています。対象科としては整形外科、脳神経外科、神経内科からの処方が多く、外来では小児科からの依頼で、発達を促すようなリハビリテーションも実施しております。
当院には「回復期リハビリテーション病棟」があり、入棟された方は平日だけでなく365日リハビリテーションを受けることができます。当院は地域連携パスを結んでおり、県立中部病院からリハビリテーション目的で転院して来られる患者様もいらっしゃいます。また、当院では花巻・奥州など県南各地域からの患者様を受け入れており、その患者様の多くにリハビリテーションを提供しています。
施設基準
・脳血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)・運動器疾患リハビリテーション(Ⅰ)
・呼吸器疾患リハビリテーション(Ⅰ)
・廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)
・がん患者リハビリテーション
スタッフ
・理学療法士(PT) 16名・理学療法助手 1名
・作業療法士(OT) 11名
・言語聴覚士(ST) 2名
認定資格
(国家資格だけでなく、認定資格を有するセラピストも在籍しています)
・呼吸療法認定士(日本胸部外科学会・日本呼吸器学会・日本麻酔科学会合同認定) 5名
・アスレチックトレーナー(日本体育協会認定) 2名
・介護支援専門員 1名
各業務
理学療法
理学療法は、運動療法や電気・温熱などを利用した物理療法を用いて、身体運動機能の改善を促す援助をするものです。関節の動きや麻痺、痛みの程度を評価しながら、立つ・歩く・座るといった基本的な動作能力の向上、日常生活動作への指導などを行っています。また、杖や装具などの歩行補助具を用いたり、住宅改修等へのアドバイスも行うことで、日常生活の自立・社会復帰に向けた援助を行っています。
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作業療法
作業療法は、上肢や手指の機能向上や、食事、着替え、トイレなど日常生活における動作能力の改善を促す援助を行っています。実際の動作場面を想定し、リハビリテーション室だけでなく病棟内での動作訓練なども実施しています。また、必要に応じて自助具や福祉用具を選定しながら、残存能力を最大限に活用し、家庭復帰・社会復帰の援助を行っています。
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言語聴覚療法
言語聴覚療法は、ことばによるコミュニケーションや食べる機能に問題がある方々への援助を行っています。脳卒中などの病気によって、ことばの理解や表出が難しくなった方に対して検査・評価を実施し、必要に応じて訓練を実施しています。また、食事の際に飲み込みが難しくなったり、むせたりする方に対しても訓練などを行っており、社会復帰へのお手伝いをしています。
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