令和5年度 北上済生会病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 810 77 118 147 107 193 363 658 573 183
▼令和5年度DPC対象(※)の退院患者数は3,229名でした。
▼当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、新生児を中心とした小児患者0歳~9歳の区分が、全体の約25%を占めています。
▼次いで70歳代・80歳代が、それぞれ全体の約20%・約17%ずつを占めています。大腿骨骨折や脊椎手術、脳卒中、白内障で入院する患者さんが多いためと考えられます。

※DPCとは、日本における診断群分類 (Diagnosis Procedure Combination)です。
診断(Diagnosis)・処置や検査、手術(Procedure)・副傷病・重症度等の組み合わせ(Combination)により、患者さんごとに14桁のDPCコードとして決定されます。 なお、労災や自然分娩、COVID-19の方など、DPC対象とならない患者さんの人数は含まれていませんので、実際の退院患者数とは異なります。

▼患者さん個人の特定がされないよう、以降の表においては10人未満である項目に、ハイフン(-)を記載しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 - - 20.60 - -
161020xxxxx00x 体温異常 - - 6.60 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 - - 4.73 - -
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) - - 13.99 - -
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) - - 5.96 - -
▼常設科としての内科はありませんが、曜日・時間帯により、内科系診療科が当番となって入院診療を行った症例です。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 174 6.52 6.07 0.00 0.00
040100xxxxx00x 喘息 113 4.64 6.37 0.00 2.77
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 108 4.95 5.96 0.00 1.44
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 77 4.74 5.86 0.00 2.36
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 68 3.57 5.64 0.00 4.10
▼1番目は、新生児入院です。早産児・帝切児症候群・新生児黄疸・新生児一過性多呼吸・胎便吸引症候群・新生児感染症などの症例がありました。
▼2番目は、気管支喘息発作や小児喘息性気管支炎の症例です。
▼3番目は、急性気管支炎、急性細気管支炎などの気管支炎症例です。
▼4番目は、RSウイルス等によるウイルス性肺炎の症例や、インフルエンザによる入院です。
▼5番目は、感染性胃腸炎や急性胃腸炎の症例です。

上の表のほか、低出生体重児・新生児呼吸窮迫症候群・熱性けいれん・川崎病などの症例がありました。
外科(血管外科含む)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 65 4.34 4.55 0.00 69.91
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 K6105等手術、手術・処置等2-1あり 24 2.13 34.07 0.00 71.42
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 K6105等手術、手術・処置2なし、副傷病なし 22 2.05 7.57 0.00 70.95
180040xx97x1xx 手術・処置等の合併症 21 2.52 33.87 0.00 67.81
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 20 2.00 2.61 0.00 65.15
▼1番目は、鼠径ヘルニアに対し、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(TAPP)を施行した症例です。
▼2番目は、慢性腎不全で内シャント造設術が施行された症例です。(処置2あり:人工腎臓 その他)
▼3番目は、慢性腎不全で内シャント造設術が施行された症例です。(処置2なし)
▼4番目は、シャント狭窄に対し、末梢動静脈瘻造設術を施行した症例です。
▼5番目は、下肢静脈瘤に対し、下肢静脈瘤血管内焼灼術を施行した症例です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む) 92 32.63 21.96 1.09 73.47
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 44 35.02 19.34 2.27 81.18
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄症(脊椎症を含む)腰部骨盤、不安定椎 43 27.74 15.66 2.33 71.47
070350xx02xxxx 椎間板変形、ヘルニア 37 29.05 14.08 0.00 60.08
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 32 57.25 25.50 21.88 83.56
▼1番目は、変形性膝関節症で人工関節置換術を施行した症例です。
▼2番目は、胸椎圧迫骨折や腰椎圧迫骨折の症例です。
▼3番目は、腰部脊柱管狭窄症で椎弓切除術が行われた症例です。
▼4番目は、腰椎椎間板ヘルニアに対し後方椎間板摘出術が施行された症例です。
▼5番目は、大腿骨(頚部・頚部基部・転子部・転子下・大転子・骨幹部など)の骨折により、骨折観血的手術や人工骨頭挿入術が行われた症例です。

※症例によっては、回復期リハビリテーション病棟での機能回復のため、平均在院日数が長くなっています。
※身体機能の早期回復を目的に、入院後早い時期からのリハビリテーション開始に努めています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下出血以外)(JCS10未満) 20 69.85 19.09 0.00 72.10
010060x0990201 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) 12 37.33 15.44 0.00 79.17
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 12 55.92 8.38 8.33 80.50
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 11 17.73 15.70 0.00 71.18
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 - - 20.60 - -
▼1番目は、脳出血(脳皮質下・被殻・視床・脳幹部出血など)の治療及びリハビリテーションが行われた症例です。
▼2番目は、発症4日以降の脳梗塞で、点滴治療やリハビリテーションが行われた症例です。
▼3番目は、頭部外傷に対し、治療およびリハビリテーションが行われた症例です。
▼4番目は、急性期の脳梗塞症例で、エダラボン(脳を保護する薬剤)の点滴治療及びリハビリテーションが行われた症例です。

※症例によっては、回復期リハビリテーション病棟での機能回復のため、平均在院日数が長くなっています。
※身体機能の早期回復を目的に、入院後早い時期からのリハビリテーション開始に努めています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 48 8.17 9.34 0.00 32.92
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 22 20.27 20.10 18.18 30.50
120140xxxxxxxx 流産 17 2.41 2.43 0.00 30.82
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 10 3.20 2.96 0.00 42.50
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 10 6.90 10.56 0.00 28.40
▼1番目は、胎児機能不全・骨盤位・前期破水・既往帝切後妊娠・回旋異常・分娩予定日超過・羊水過少症などの疾患により、帝王切開術が施行された症例です。
▼2番目は、切迫早産や双胎妊娠で入院となり、母体管理が行われた症例です(手術なし)。
▼3番目は、流産(稽留流産、不全流産、自然流産)の症例です。流産手術や、子宮内容除去術が行われる場合があります。
▼4番目は、子宮頚部高度異形成により円錐切除術を施行した症例です。
▼5番目は、重症妊娠悪阻や妊娠中の尿路感染症等による症例です。(手術なし)
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 208 1.88 2.54 0.00 76.72
020220xx01xxx0 緑内障 緑内障手術、濾過手術 片側 - - 8.70 - -
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片側 - - 4.82 - -
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く) - - 3.08 - -
▼1番目は、白内障に対する水晶体再建術の症例です。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x0990201 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) 14 35.21 15.44 0.00 69.64
010060x0990211 脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満) - - 18.21 - -
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満 - - 15.57 - -
010155xxxxx10x 運動ニューロン疾患等 - - 18.69 - -
010060x2990211 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) - - 17.61 - -
▼1番目は、発症後4日目以降の脳梗塞で、主にリハビリテーションが行われた症例です。

※1番目の症例は、回復期リハビリテーション病棟での機能回復のため、平均在院日数が長くなっています。
※脳血管疾患身体機能の早期回復を目的に、入院後早い時期からのリハビリテーション開始に努めています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 29 17.24 13.52 0.00 77.83
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 - - 6.85 - -
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 - - 2.44 - -
11013xxx99xxxx 下部尿路感染 - - 9.55 - -
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 - - 13.81 - -
▼1番目は、急性腎盂腎炎などの尿路感染症による症例です。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 35 2.00 2.03 0.00 58.26
050130xx9900x0 心不全 手術なし、手術・処置1なし、手術・処置2なし、他の病院・診療所の病棟からの転院以外 25 25.92 17.38 8.00 86.48
160650xx99x0xx 廃用症候群(心疾患術後等) 11 39.00 25.34 0.00 78.36
050070xx99000x 頻脈性不整脈 - - 5.98 - -
050130xx97000x 心不全 その他の手術あり、手術・処置等1-なし、1手術あり、手術・処置等2なし、副傷病なし - - 21.90 - -
▼1番目は、睡眠時無呼吸症候群のPSG検査入院です。
▼2番目は、急性心不全や慢性心不全の急性増悪症例です。
▼3番目は、他院で急性心筋梗塞や心臓弁膜症等の手術・治療が行われ、当院で心機能の管理を行いながらリハビリを行うために入院となった症例です。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神及び行動の障害 - - 3.05 - -
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 - - 5.64 - -
100391xxxxxxxx 低カリウム血症 - - 13.05 - -
030400xx99xxxx 前庭機能障害 - - 4.73 - -
0400801499x103 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) - - 20.78 - -
▼救急科では、急性アルコール中毒や消化器疾患等による入院がありました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍含む) 153 1.99 2.61 0.00 65.25
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 20 11.50 8.75 0.00 79.15
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 11 9.00 7.61 0.00 74.64
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 - - 8.55 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 - - 20.60 - -
▼1番目は、大腸ポリープに対し、内視鏡を用いてポリープの切除(EMR)を行った症例です。
▼2番目は、総胆管結石により内視鏡的乳頭切開術で砕石又は採石を行った症例です。
▼3番目は、早期胃癌に対する内視鏡的切除術を施行した症例です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 7
大腸癌 - - - - - - 1 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
▼UICC TNM分類とは、UICC(国際対がん連合)が定めた、がんの進行度を判定する基準として使用されている分類方法です。部位ごとに原発がんの大きさや広がり、深さをT、原発がんの領域リンパ節転移の状況をN、他臓器への遠隔転移をMで分類し、TNMの組み合わせで病期(ステージ)を判定します。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 - 18.63 -
重症 - 47.25 -
超重症 - 28.33 -
不明 - - -
▼市中肺炎の重症度分類には、年齢(Age)・脱水(Dehydration)・呼吸状態(Respiration)・意識障害(Orientation)・収縮期血圧(Pressure)の頭文字をとったA-DROPスコアを用います。1項目1点の5点満点であり、0点は軽症、1~2点は中等症、3点は重症、4~5点は超重症となります。

※市中肺炎とは、医療機関外で日常生活をしている成人の方が発症する肺炎です。この集計では、誤嚥性肺炎や間質性肺炎、小児の肺炎は対象外となります。
※COVID-19による肺炎の方はDPC対象とならないため、集計には含まれません。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 62 54.05 77.39 4.27
その他 55 54.33 77.64 2.56
▼この表は、脳梗塞で入院となった症例を、発症後3日以内とそれ以降とで分類したものです。
約52%の症例が、発症後3日以内での入院となっています。「その他」の場合では、リハビリ目的で当院に転院された症例が主です。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設を含む) - - - - -
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(第1度) 13 0.00 36.23 7.69 0.00
K9132 新生児仮死蘇生術(第2度) - - - - -
K7151 腸重積症整復術(非観血的) - - - - -
▼出生直後の新生児にみられる呼吸循環不全を主とした病態を、新生児仮死といいます。新生児仮死の評価法として、Apgar score(アプガースコア)が用いられます。これは皮膚色・心拍・反射・筋緊張・呼吸の状態について、それぞれ0~2点を付けるもので(合計10点満点)、出生1分後と5分後に判定します。仮死第1度(軽度新生児仮死)は、Apgar score4点~6点、仮死第2度(重症新生児仮死)は、0点~3点に相当します。
外科(血管外科含む)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 60 1.00 2.33 0.00 68.50
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 48 0.02 1.10 0.00 41.90
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 20 0.00 1.00 0.00 65.15
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 10 1.00 3.70 0.00 59.70
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) - - - - -
▼1番目は、鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下での手術(TAPP)です。
▼2番目は、血管外科において行われた、透析用の内シャント造設術です。
▼3番目は、血管内を焼灼し閉塞させる治療です
▼4番目は、胆のう結石症での腹腔鏡下切除術です。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 116 1.06 32.57 1.72 73.19
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 58 2.52 31.07 3.45 70.72
K1342 椎間板摘出術(後方摘出術) 40 1.75 27.13 0.00 60.68
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) 37 0.78 2.70 0.00 59.30
K0461 骨折観血的手術(大腿) 31 3.32 53.19 12.90 80.97
▼1番目は、変形性膝関節症での人工関節置換術です。
▼2番目は、腰部脊柱管狭窄症に対する椎弓切除術です。
▼3番目は、腰椎椎間板ヘルニアで、脊髄や神経根を圧迫している箇所を摘出します。
▼4番目は、脛骨や腓骨骨折で骨折観血的手術を行ったのち、骨癒合が完成してからプレートやスクリューを抜去するものです。
▼5番目は、大腿骨(頚部・頚部基部・転子部・転子下・大転子・骨幹部など)の骨折で、骨折観血的手術により骨折部を固定するものです。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設を含む) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 54 5.50 6.00 0.00 33.09
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 22 5.18 5.64 4.55 32.91
K867 子宮頚部(膣部)切除術 10 0.70 1.50 0.00 42.50
K877 子宮全摘術 - - - - -
K9091イ 流産手術(妊娠11週まで)(手動真空吸引法) - - - - -
▼1番目は、骨盤位・既往帝切後妊娠・多胎妊娠・分娩予定日超過・羊水過少症などの疾患により、予定での帝王切開術を行ったものです。
▼2番目は、前期破水・胎児機能不全・分娩停止・回旋異常・常位胎盤早期剥離などにより、緊急で行われた帝王切開術です。
▼3番目は、子宮頸部異形成に対して行われる円錐切除です。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 209 0.00 0.88 0.00 76.68
K2683 緑内障手術(濾過手術) - - - - -
K2423 斜視手術(前転法と後転法) - - - - -
K2682ロ 緑内障手術(流出路再建術)(その他のもの) - - - - -
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし) - - - - -
▼1番目は、白内障に対する水晶体再建術です。

他には緑内障の各種手術が行われています。
脳神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設を含む) - - - - -
K0461 骨折観血的手術(大腿) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) - - - - -
K8352 陰嚢水腫手術(その他) - - - - -
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) - - - - -
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K597-4 植込型心電図記録計摘出術 - - - - -
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) - - - - -
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設を含む) - - - - -
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
K8152 尿道結石摘出術(後部尿道) - - - - -
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(直径2cm未満) 144 0.01 0.99 0.00 65.40
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(直径2cm以上) 22 0.00 1.00 0.00 63.91
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 13 1.69 10.85 0.00 77.77
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 11 1.00 7.00 0.00 74.64
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
▼1番目は、直径が2㎝未満の大腸ポリープに対する、内視鏡下によるポリープ切除(EMR)です。
▼2番目は、直径が2㎝以上の大腸ポリープに対する、内視鏡下によるポリープ切除(EMR)です。
▼3番目は、総胆管結石に対し内視鏡下に結石を砕いて摘出するものです。
▼4番目は、早期胃癌への内視鏡的切除術です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.34
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 43 1.34
異なる 11 0.34
▼それぞれの疾患が入院のきっかけとなったものは「同一」、入院後に発症した場合などは「異なる」として分けています。
▼手術・処置等の合併症は、透析シャントが閉塞・狭窄したため拡張術を行うための入院や、消化管に留置されたステント部が再度閉塞・狭窄したため再挿入した症例などです。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
493 489 99.19
▼この表は、肺血栓塞栓症を引き起こすリスクの高い手術を施行した患者様に対する、予防対策の実施割合を示したものです。
肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法のいずれか、または2つ以上)が実施された症例の割合を集計しています。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
303 277 91.42
▼血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが好ましいとされています。
当院では約91%の症例に行なわれています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
216 100 46.30
▼広域抗菌薬(複数の菌に効果のある抗菌薬)を漫然と使用し続けると、菌が耐性を獲得して抗菌薬が効かなくなる場合があります。
 血液培養検査によって菌を特定し、その菌に効果的な抗菌薬を選択することで、結果的に耐性菌が生じにくくなります。
当院では約46%の症例実施をおこなっています。
更新履歴
2024/9/30
令和5年度病院情報の公表
2024/10/1
平均在院日数(全国)の一部変更により更新