当病院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
1.入院基本料について
当院は、急性期一般入院料4を算定する病院です。入院患者10人に対して1人以上の看護職員(うち看護師が7割以上)を配置しています。また、入院患者50人に対して1人以上の看護補助者を配置しています。
なお、病棟、時間帯、休日などで入院料、看護職員の配置が異なりますので、詳細につきましては、下記リンクをご参照ください。
➡ 看護勤務体制 (こちらをクリックするとPDFが開きます)
2.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化について
当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化の基準を満たしております。
(当院についてページの「指針」内の「身体的拘束等の適正化の推進」をご参照ください。)
(当院についてページの「指針」内の「人生の最終段階における医療」の決定のためにをご参照ください。)
3.DPC対象病院について
当院は、入院医療費の算定にあたり、包括請求と出来高請求を組み合わせて算定する「DPC対象病院」です。
※医療機関別係数1.2979(令和7年6月現在)
(基礎係数:1.0451、救急補正係数:0.0043、機能評価係数Ⅰ:0.1850、機能評価係数Ⅱ:0.0635)
4.明細書発行体制について
当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証発行の際、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しています。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されています。自己負担のある方で明細書の発行を希望されない方(ご家族の方が代理で会計を行う場合は、その代理の方への発行も含む)は、その点ご理解いただきまして、会計窓口にてその旨お申し出下さい。
5.東北厚生局への届出について
当院は、東北厚生局に下記の届出を行っています。
(1)入院時食事療養費(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出
当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っています。療養のための食事は、
管理栄養士の管理の下に適時(朝食午前7時30分、昼食午後0時、タ食午後6時)適温で提供しています。
(当院についてページの「施設基準・施設認定」内「施設基準承認事項」をご参照ください。)
(当院についてページの「施設基準・施設認定」内「施設基準承認事項」をご参照ください。)
6.保険外負担に関する事項について
当院では、個室使用料、証明書・診断書などについて、その利用日数に応じた実費のご負担をお願いしています。
(1)特別療養環境の提供
(当院についてページの「病院からのお知らせ」内「特別療養環境の提供」をご参照ください。)
(2)診断書・証明書及び保険外負担に係る費用(こちらをクリックするとPDFが表示されます)
(3)初診に係る費用の徴収
他の保険医療機関からの紹介によらず、当院に直接来院した患者さんについては、初診に係る費用を
徴収させていただきます。
ただし、緊急その他やむを得ない事情により、来院された場合は、この限りではありません。
【紹介外初診時負担金】 2,200円(消費税込み)
7.手術通則第5号及び6並びに歯科点数表第二章第九部手術通則第4号に掲げる手術(2024年1月~12月)
(当院についてページの「数字で見る北上済生会病院」内「施設基準で定められる手術症例数の一覧」をご参照ください。)
8.
当院では、健康保険法に基づき 「医療情報取得加算」 を算定しています。
この加算は、保険医療機関において、患者さんの薬剤情報や特定健診情報等の診療情報を活用して、質の高い医療を提供する体制について評価するものです 。
当院はこの加算について、下記の取り組みを行っています。
・オンライン資格確認を行う体制を有しています。
・受診歴 、薬剤情報、特定健診 情報、その他 必要な 診療情報 を取得・活用して診療を行っています。
受診に際しては、初診※1(月に1回算定)、再診(3ヶ月に1回算定)に1点加算されます。
※1 久しぶりの受診の場合も「初診」となる場合があります。
医療DXとは、医療分野でのデジタル・トランスフォーメーションを通じたサービスの効率化や質の向上により、次に掲げる5項目の実現を目指すものです。
①国民の更なる健康増進
②切れ目なくより質の高い医療等の効率的な提供
③医療機関等の業務効率化
④システム人材等の有効活用
⑤医療情報の二次利用の環境整備
当院では、医療DX推進のため、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しています。
また、マイナ保険証(※)を促進する等、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
今後、電子処方箋の発行などの医療DXにかかる取組を実施する予定です。
➡ マイナ保険証(こちらクリックするとPDFが開きます)
10.後発医薬品(ジェネリック医薬品)について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、 医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
11.一般処方について
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること.を行う場合があります。
12.後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
長期収載品の選定療養とは、令和6年の診療報酬改定により、令和6年10月1日から導入される制度で、患者さんが後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある先発医薬品(長期収載品)を選択した場合に、その差額の4分の1を自己負担していただく仕組みです。
院内薬局では、国が定める長期収載品のみの取扱いのために患者さんに自己負担(長期収載品の選定療養)が発生する可能性がありますご理解をお願いします。
13.コンタクトレンズ検査料に関する費用について
コンタクトレンズ装用のために受診の方の診療にかかる費用は次のとおりです。
14.ハイリスクハイリスク分娩管理加算にについて
当院ではハイリスク分娩管理加算の施設基準の届出を行っています。
専従常勤の産婦人科医師が3名以上、常勤の助産師3名以上を配置。病院勤務医の負担軽減及び処遇改善に資する体制が整備されており、産科医療補償制度に加入しております。
○専従の産婦人科常勤医師数 3名
○常勤の助産師数(病棟) 17名
○1年間の分娩実施件数(2024年度) 437件
15.入退院支援(入退院支援加算、入院時支援加算)について
当院では、患者さんが安心・納得して退院し、早期に住み慣れた地域で療養や生活を継続できるように、施設間の連携を推進し退院のご支援を実施しています。 詳細については、各病棟に詳細を掲示しておりますのでご参照ください。
16.医師事務作業補助体制加算について
当院では、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善として、医師事務作業補助者の外来/病棟診療補助や他職種との業務分担に取り組んでいます。
17.急性期看護補助体制加算について
当院では、看護職員の負担の軽減及び処遇の改善として、看護職員と他職種との業務分担、看護補助者の配置、短時間正規雇用の看護職員の活用、妊娠・子育て中・介護中の看護職員に対する配慮、夜勤負担の軽減等に取り組んでいます。
情報通信機器を用いた(オンライン)診療での向精神薬処方について
当院では、患者さんの健康と安全を最優先に考え、情報通信機器を用いた(オンライン)診療の初診患者に対して、向精神薬の処方は行っておりません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。